カフェ業界の業界規模と課題
こんにちは、RINAです。今回はカフェ業界について調べた内容を記載していきます。
カフェ業界の業界規模と状況
カフェ業界は飲食業界の中では飲料主体部門に属している。
飲料主体部門は飲食業界全体の14.7%を占め、2兆6667億円の市場規模があり、この数字は前年比46.8%減となった。
飲食主体部門とは「喫茶店」「居酒屋・ビアホールなど」「料亭・バーなど」の3つに大きく分かれる。
・喫茶店は前年より31.6%減少し、8055億円となった。(※飲食業界全体の約3%の市場規模)
・居酒屋・ビヤホールなどは、前年より36.0%減少して、6489億円。
・料亭・バ ーなどは、前年より57.1%減少して、1兆2123億円。
喫茶店はアルコールを取り扱うお店が少なく時短営業の規制などの影響はそこまで受けなかったかと思いますが、それでも31.6%も減少しています。
しかし、飲食業界もですがカフェ業界も、2015年から19年にかけて少しずつ規模が増加していたことを考えると、コロナ収束後、物価の上昇の影響が残っていたとしても、カフェの市場規模は少しずつ増加していくのではと思います。
大切なのは顧客のニーズをその都度見極め、現状維持ではなく変化していくことだと考えます。
カフェ業界の売上ランキング
飲食業界に続き、カフェ業界の売上高ランキングを調べました。
2.ドトールコーヒー
3.タリーズコーヒー
4.サンマルクカフェ
5.コメダHD
6.ジェイアール東日本フードビジネス(BECK’S COFFEE SHOPなど)
9.東和フードサービス(椿屋珈琲、ダッキーダック)
10.ポッカクリエイト(カフェドクリエ)
スターバックスコーヒージャパンが2位のドトールコーヒーと1000億円弱もの差をつけて1位という異次元の結果でした。
確かにスターバックスはいつだって満席ですね!
店舗数はドトールと比べて約400店舗多いですが、それでプラス1000億ということにはならないでしょうから、やはり全世代から圧倒的に支持されているのでしょう。
純利益ランキングについても調べてみましたが業界全体のランキングは見つからなかったため、今回は省きます。
売上高ランキングの5位までの企業について、今後一つずつ深掘りしていくので、純利益についてはその際に調べたいと思います。
おわりに
今回はカフェ業界の規模と状況について学びました。飲食業界と同様にカフェ業界も厳しい状況に陥っているようです。コロナ収束後売上高は伸びていくのか。
課題としては、物価の上昇、カフェでの人手不足、地球温暖化による珈琲豆の高騰(30年後には生産量が半分になる)、珈琲豆の生産者・労働者減少などが考えられるようです。(え、珈琲豆なくなっちゃうの、、、?)
また、カフェに求めることも変わってきているとか。
コロナによりリモートでの会議・商談が増え、ビジネスでカフェを利用することが減っているのに対し、カフェでリラックスして過ごしたいというニーズが増えているようです。そのため、ソファ席などゆったりできる空間のあるカフェが増えています。
時代のニーズに早く気づき、対応していくことはカフェ業界に関わらず大切なことです。そのための市場調査とマーケティング。
カフェ業界トップの企業はこれまでにどういったマーケティングリサーチをしてきたのか。そして今後はどのような戦略を考えていくか、学んでいきたいと思います。
参考文献